自律神経とは

自律神経は末梢神経系に位置するもので、内臓や血管に分布しており身体の構成や修復の役目を持っている組織の一つです。自律神経とよく一口に形容されてしまいがちなのですが、実は自律神経には2種類あるのです。

一つは交感神経といい、人が活動しているときにもっとも活発になっています。活動というのは、たとえば日中仕事をしていたり、勉強していたりするときです。また、ストレスを感じているときもこの交感神経がさかんになっています。ところで、このストレスというのは何も嫌な出来事のせいで感じるだけではないのです。親しい友人たちと過ごしているときも、実は身体はストレスを感じているのです。これによっても交感神経がよく働いています。

けれども気を付けてほしいのが、友人たちと接する上でのストレスと嫌な出来事のせいで感じるストレスの質というのはまったく別物だということです。良い質のストレスはすぐに解消されるので副交感神経が働きやすくなります。しかし悩みを抱えている状態などによる悪い質のストレスの場合は、悩みが解決されなければすぐに解消されません。そのため交感神経が働き続けるので、自律神経全体が乱れ始める原因となってしまうことがあります。

そしてもう一つは副交感神経です。この神経が活発になるのは交感神経が働くときとはまったく逆になります。音楽を聴く、お風呂に入るなどいわゆるリラックスして身体が休息をとっているときに副交感神経はよく活動しています。休んでいるのに活発になるというのも奇妙な話に聞こえますが、この副交感神経が正常に働くことでわたしたちは身体をきちんと癒すことができているのです。

ここで注意していただきたいのですが、交感神経と副交感神経の両者は常に活動をし続けているということです。交感神経がさかんになるときも、実は副交感神経もわずかながら働いています。逆に言えば、休息しているときでは副交感神経が活発になっているけれども交感神経も微量に活動を続けているのです。両者のバランスをとるということは、どちらかの活動をよりうまく抑えるということなんですね。

自律神経は普段目に見えないので何となくつかみどころがないように感じられるかと思います。しかし自律神経も身体の器官であることに変わりはありません。つまり、異常が発生すると病気に発展してしまうおそれがあるということです。その病気の一つが自律神経失調症というものです。これは自律神経のバランスが崩れ、正常に稼働していないせいで起こるものです。

自律神経のバランスが崩れる原因は、夜更かしなどによる生活リズムの乱れや生活環境の変化、そしてさきほど挙げたような過剰なストレスによるものなど様々です。また、もともと自律神経が弱い人もおり、そういう人も自律神経失調症になりやすいと言われています。この病気は内臓などの異常ではないので、普通に病院で診断を受けても異常なしとされてしまうことが多いです。しかし、身体や心にあらゆる不調を引き起こす原因になります。

そのため、身体は不調ではあるけど内臓などに異常がなければ自律神経失調症と安易に診断されてしまうこともあります。この安易な診断によって重病を見逃す…ということも少なからずあるというのが現状です。この自律神経失調症にならないためにも生活リズムを見直し、できる限り規則正しい生活を送ることが必要です。つまり、活動と休息のメリハリをつけることということです。仕事の時間と休息の時間がしっかり分けられれば、自律神経も次第に安定します。

頑張りすぎず、無理のない生活を送るよう心がけるのが身体と心を健康にするための最善な方法です。

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